先週末は友人カップルの結婚式でした。
このカップルは、新郎が日本とアメリカのダブル(アメリカ育ち)、
新婦がアルゼンチン人の二人。彼がまだアメリカに住んでいた時にたまたま旅行していたブラジルで二人は出会って、何度ものアメリカ–アルゼンチンを往復しながらの長距離恋愛期間を乗り超え、とうとう男性側がアルゼンチンに移り住むことを決めブエノスアイレスで一緒に生活を始めた彼ら。
彼らがアルゼンチンでの生活を本格的に始めていたとき、私たちは彼らと出会いました。
新婦の彼女は大学院で海洋学を研究していて、昨年アメリカの大学から声がかかったことで、二人はアメリカに戻り今はアメリカのサンディエゴで生活しています。
アルゼンチンでの結婚式、もちろんカップルによって多様性ありながら、共通して際立っているのは結婚式のスタート時間と終わり時間。
とにかく全てが遅い!(スローライフです。)
今回の結婚式でいうと、新郎にちょっとアメリカンな血が流れているだけあって、スタートは夜7時と早い目だったながら、その他はアルゼンチンスタイルで、
朝の7時~8時に朝食を食べてバイバイ、という極めてエネルギッシュなものでした。
今回結婚式が行われたのは、Museo Metropolitano(メトロポリタン美術館)で、とにかく建物自体がものすごく魅力的。複数のカルチャーがミックスしている彼ららしく、夜7時からのセレモニーは神道スタイルでした。二人で折った折り鶴や扇子などがデコレーションの一部として使われていて、二人のチャーミングさばっちりでした。
ケーキカット☆シャンパン片手にみんなで新郎新婦と家族を囲みました。切り分けられたケーキのなかにリングが見つかった人が次に結婚するといわれてる。
両親や友人が挨拶。この日の最も好きだった場面は、新郎がしたあいさつ。
二人がブラジルで出会った日の日記の一部を読みあげた。
とってもロマンチでしたよ。
食事が終わって団欒していると音楽が鳴り始めてダンス。。。
新郎新婦のワルツで始まり、それぞれの両親とワルツ、その後新郎+新婦の母(今後の義母)、新婦+新郎の父(今後の義父)とのワルツ。。。。と言う感じで
一通り新しい家族内でのワルツが披露されます。
そしてお待ちかね、あなたも踊ってちょうだいなタイムでみんな踊りだすの。
アルゼンチンでいいなあと思うのは若い衆も若くない衆もみんな踊るのに躊躇ないこと。そしてどっちかっていうとハズレなくダンスうまい人の方が多い。
このダンスを楽しむ確立は、個人的なパーティーの経験で言うと
日本やイギリスでは簡単には出くわさない現象。。。(だよね。。)
その後ベネチアのカーニバルで使われそうなマスクやハットが配られて「仮装」パーティー。
音楽もロックからポップからロッカンロールなど多様でした。
ダンスの合間は、会場の外でワインやシャンパン片手に一服する。。
とこんな調子で朝の7時までがんがんやっているのです。
朝の4時頃に「早引き」しましたが。。
ちなみに朔太郎(1歳もうすぐ4カ月)を友達カップルに預けていきました。
会場には夜(夜中)のパーティーにもかかわらずバギー連れ(赤ちゃん)参加が軽く4、5組はいたかな。。。一番小さいベイビーは生後2カ月で、ママが授乳して寝かせようとしてたけど音楽あるからなかなか寝付けなさそうでしたがなんでも慣れだしね。。
カップルでの時間を楽しみたかったら、子供は預けて参加する方が楽しめるとは思うけど子供がいることが楽しまない言い訳にはしないアルゼンチンの人の楽しみ精神は私は個人的にかなりいいなあと思ってます。
次の日からまたママであることが楽しめるしね。。
(朔太郎は夜中一度起きて泣いてたけど友達カップルが絵本を読んでくれて落ち着き、私たちが帰宅した時にはカップル+子供の3人でソファーに座って絵本タイムしていました。こういう「毎度の落ち着ける」アイテムみたいなのがあるとこういうとき助かるなあと思ったり。。。)
素敵な結婚式でした。
結婚おめでとう!!
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