授業の前に瞑想の時間があるブータンの学校

『ちゃぐりん』9月号が届きました。

私が書いた記事は、128~131ページ「世界の市場とママの味」に出てます。

『ちゃぐりん』さんを発行している 家の光協会は、農業・農村文化の向上を目指す、

JA(農協)グループの出版・文化団体ですが、なによりこの雑誌、すごく内容がよくて、

書き手としてだけじゃなく、読者としてすごく楽しんで読ませてもらってます。

『ちゃぐりん』さんの9月号では、幸せの国 ブータンの小学生のことが取り上げられていました。

ブータンといえば、最近は、国際的な調査で、国民の97%が自分は幸せだと答えたことが注目されている国ですが、

そのブータンでの学校での様子、読んでいてすごく勉強になります。

 

朝の給食が終わってから朝礼、そのあとの朝の掃除、授業が始まる前に先生が「目をつぶって、いちばん幸せなことを想像しましょう」といって、子どもたちがいっせいに目を閉じて瞑想すること。など。

 

清掃や瞑想はブータン政府が進める「幸せ教育」の一つだそうです。

海外の学校って、多くが公立の学校でさえも 生徒がそうじをしないですよね。

 

社会的や歴史的な背景もあって、それに学校にもそうじしてくれる人がいるから、自分たちが使う教室や廊下なのに、

子どもは自分たちできれいにするという気持ちがない、そういう気持ちが育たないことに最近危惧を感じてます。

うちはけっこうな富裕地域に住んでますが、公園のごみとか見るとびっくりする。

プライベートパーク(住んでる人しか入れない公園)なのに、大人がごみそのままでいくんかい!という感じです。

 

 

つっこみもここまでくると、しんどくなってできないです。

 

自分と向き合う時間になる「瞑想」も、これらを小学校からするのはスバラシイです。

 

こういう 生涯を通じて使える 自分とのつきあい方法こそ、理科や算数などの科目を教えるのと同じくらい、

世界中の学校で力入れて習慣化していけばいいのになあとつくづく思いました。

 

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● 最近、また エイミー・チュアの タイガー・マザー 読んでます。

ジューイッシュ関係の教育本なども・・・。

子育てうんぬんを超えて、考え方やものの見方、とらえ方などを広げる意味ですごく興味深いです。

他国の母親観に興味があるママにはオススメ~!

 

~☆ 関連記事 ☆~

・母国語ができるまで(外国語が外国語じゃなくなるまでの時間)

・Am I Mom enough? 

・ソトコトさん「ソーシャルな子育て・スローペアレンティング」

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