この2008年という年は、とってもとっても早く過ぎたような気がしたり
一つ一つを思い出すと、
ああ、あれも、まだ今年のできごとかー、と眺めることもあり。
パッと思い出すと、関わった人や出来事自体の項目は、
(意図的に)少なめだったとか思ったり。
それは、両手にバッグを抱えたままでは、
もっと大切なものが入っているカバンがあったとしても取りにいけない、
(捨てることをしないと、大切なものが入ってこない)
という話しを言った下さった
赤城夫婦の言葉がかなりグッドタイミングで染みたこともあったし
根本的なことを見直したいとの気持ちの反映もあったりして。
ということで、毎日の生活で今までと比べると
速さとか自分にしてはスローだっと思うし、
考え方もあんまりぎしぎしとしてなかったし、
どちらかというと
抜きすぎくらいにリラックスして過ごした一年であったと思う。
なんか、
あまりにもゆるいリズムは自分にはあっていないような確信に近い勘違い、
それでいて好奇心もあったけど
それはゆるさの元になるものが
ちゃんとわかってるのか、という軸の部分と
ゆるさのバランス、力加減の加えた方という条件を自分の心地よさに合わせて
満たしていて、の話しだけど
この一年をもってよかった、と思う。
その、いい意味でのゆるさ、新傾向に罪悪感とか嫌さは全くないのね。
これを知れてよかったという、
どちらかというと
新局面を開けた喜びがしめてる。
だって、あまり詰め込んで気張った一年じゃなかったからこそ、
そのなかでもいただいた出会いは、
人にしてもプロジェクトにしても
とっても内容が濃くて、
早すぎてたら味わいきれてないこともいっぱいあったから。
そして、その刻んでもらった出あいは
今後の自分に強くマークをつけてくれるものばっかりだったから。
よくよく考えたら、そんなに力みのない一年のなかでありながらだけど
このあと10年後にもこうしてよかったと思えるかなあということが
いくつもある、という意味では
なんかマイペースの奥に隠れてたものに行き着いたような。
例えば、仕事を離れて、3つ、新しい土地に行きたいなあと
漠然と年始に書いていたのね。
それだけを見ても、
アジア、アフリカ、ヨーロッパ、南米。。。と
振り返ると、予定どおり?思惑通り?やりたかったと思っていたように
新しい地に、これでもかと足を踏み入れてた、
と思い返すとそうなっていた、というような。
何より、そこでの必然ともいえる偶然の出会いは
いろんな意味で深かったのね。
なんて。。。
詳細を思い出し、一ヶ月一ヶ月を12回思い出して
今年を振り返っていました。
いいタイミングで、今年を飾ってくれた友達だち、
オランダのサイリッシュやケープタウンのアメリアから
今日グリーティングカードが届いていて、
つながっている気持ちを再確認した。
来年への思いを新たにしつつ、
どんなスケジュール帳を買おうかなあとうろうろしました。
いい力の抜き具合を心地よく感じれる、その芯は
いつだってしっかりもってる自分でいたいなあと思う。
今年一年、今までもですが、
本当にありがとうございました。
どうぞ皆さまにとって素晴らしい年の瀬でありますように!
よいお年を!!
大田朋子